担当:安澤
参加者 :8名
節の概要
22-6:主に細胞移動から見た脊椎動物の発生
22-7:マウスや哺乳類の胚や発生の特徴
22-8:神経細胞の発生・発達、ネットワーク形成
22-9:植物の生長・発生・組織形成
議論点
植物の遺伝子変化情報を基にした環境推定
- 植物(細胞)の特徴
- 環境の影響を受けやすい
- 細胞や全体の外形
- 動物と比較して、
- 個々の細胞が独立している傾向(挿し木)
- エピゲノム情報の差異
→組織という意味では動物の方が細胞記憶が重要 - 使えそうな情報
- 現在の遺伝子発現
- 植物の場合過去を見るのは難しそう
- 細胞や全体の外形
- 常時モニタリングできれば…
- 例として遺伝子発現量であれば内・外の環境を反映している
→内部環境を表すものは記憶と言ってよさそう - 同じ種の過去のサンプルから
- 例:炭素同位体から大気組成推定
- 分かりそうなこと
- 天候
- 例:農作物の収穫量
- 土壌環境→不足している栄養素
- 見た目では分かりにくいが遺伝子発現量を見ればすぐ分かりそう
- 細菌など
- 農業への応用
- 栽培している植物の遺伝子情報から最適な土壌を提示
- 遺伝子発現を見て不足している栄養を知る
- ダンプリング方法は?
◯まとめ
植物の遺伝子発現は環境の影響を受けやすいものの、過去の状態を推定するのは難しそうである。一方、現在の遺伝子発現状態は環境を反映していると考えられるから農業などへの応用は可能ではなかろうか。