担当:寺嶋
参加者:8名
概要:
ダムの放水による大規模な生態学的・水文学的実験
議論:
「人間はエコシステムをどこまでコントロールできるのか」
「人為的な環境改変が許される範囲はどこまでだろうか」
・人間の環境へのコントロール
- コントロールにより環境のネットワークのエッジが強められたり、弱められたりする
→ 変化の大きさや影響を測定したい
– 例:川の位置の変更、高速道路、天気を変える、森林伐採、新しい生物種を導入
・環境の改変が許される範囲とは
- 生態系が元に戻る(可逆的な・ネットワークを壊さない)範囲内ならば大丈夫?
→ 地理的な要素というよりは生物種の個体数が可逆的である必要がある
- 人間に害が出ない
・環境はネットワークで表せる
1 ノード:生物種、エッジ:食物連鎖(食べる・食べられる)
2 ノード:地理的な要素、エッジ:因果関係(地理的な要素間の関係・事象間の関係)
→ 生物種と地理的要素の二部グラフ?
・推定をどのように行うか
- 今回のようなダムの放水の影響を調べたい場合…
- 水を増やしたらどうなるか(ダムの放水量をどうするか)
- シミュレーションをしてみる
- 高低差
- 吸収量
- 石の組成と大きさ
- 地層
- 衛星写真
- 植物の種類(事前知識が必要)
- 到達地点
→ 一番変化が見られそうなパラメータを決定
まとめ:
今回は環境に及ぼす影響とその範囲がどの程度なら許容されるかについてでしたが、他には水にまつわる議論点が多く出ていました。