担当:安澤
参加者 :9名
節の概要
20-1:がんの定義、発生の過程と特徴について
20-2:発がん因子とその同定について
20-3:がん化にかかわる遺伝子とその探索方法について
議論点
遺伝子検査が社会に与える影響について
- 遺伝子検査
- 遺伝子からリスクが分かる(例えば健康な人と比べた場合のオッズ比として)
- がんに関わる遺伝子検査の例:BRCA1
- ゲノムは変化しない
- 実際に罹患するかどうかは確率論
- 対策した後の評価はできない
→環境要因を含めた評価が必要 - 特定の組織や未発見のがんそのものを検査するのは難しい
- 環境要因の評価
- 例
- 体質に対する嗜好を踏まえたアドバイス(アルコールなど)
- 患者から300項目以上の医療情報を記録することで早期退院に繋げた病院
- 調査を行いデータを集める必要がある
- 収集を楽にするセンサー、デバイスの必要性
- 体内に埋め込んで血液を常時モニタリング
- Googleの疾病早期発見プロジェクト
- 環境要因を定量化する必要性
- 例えばがんであれば変異率を使って環境要因を評価
- サービスとして
- 遺伝子検査からアドバイスまで行う企業の出現
- データを持っていたり、収集できる基板を持つ企業が強そう
- 人工知能によるデータの評価・医療の補佐
まとめ
遺伝子検査に関してその評価尺度から話が始まり、やはり環境要因の考慮も必要ということでデータの収集方法や、今後これらを総合的にサービスとして提供する企業が現れるだろうという議論になりました。